簡略化スコアブックで試合の思い出を記録に!!
野球選手や野球ファンの皆さん、スコアブックを書くことはできますか?
スポーツショップでも市販されており、甲子園では記録員がベンチ内でスコアをつけている姿が一般的ですが、一度も書いたことがない人が見ると暗号のようで何を書いているのか分かりません。また、実際に記録したことのある人は一球ごとに記録しなければいけない大変さが分かるため、趣味の草野球や野球観戦時にあえてスコアを記録しようとは思わないでしょう。
しかし、スコアブックを後で見返してみることは意外と楽しいことです。
今回は新たな2種類のスコアブックを提案します!
Contents
スコアブックPDFダウンロード
一般的な野球のスコアブック。様々な方が使用することができます。先攻・後攻の2枚1セットで使用します。
スコアブック標準版①
スコアブック標準版②
7イニング制に特化した、略式のスコアブックです。ボールカウントの記録などの詳細部分を省略し、一枚で両チームのスコアを書くことができます。
スコアブック略式
スコアの書き方を知らない人でも書くことのできるテキスト記入式のスコアブックです。打撃結果をテキストで記録したり、プレーの詳細やコメントをメモしておくこともできます。
スコアブックテキスト式①
スコアブックテキスト式②
それぞれのスコアブックを実際に使用してみたいと思います。マドンナジャパンYouTubeにアップされている大学選手権の決勝戦を見ながらスコアを記録していきます。
少年野球・中学野球・草野球にもおすすめ! 7イニング制略式スコアブック
スコアブックを完璧に書こうとすると一球ごとに記録する必要があるため、チームを応援したりプレー写真を撮る余裕は無くなってしまいます。チームの専属スコア担当であればそれでも問題はありませんが、試合観戦にきたファンや子供の成績を記録しておきたい保護者の方々は、スコアに専念してしまってはせっかくの試合観戦の楽しさが半減しかねません。
このセクションで紹介する「略式スコアブック」は、7イニング制に特化した1枚完結型のシートです。通常のスコアのようにチームごとにページを行き来しながら書く手間はなくなります。スコアの書き方を覚える必要はありますが、試合中の手間は格段に減ることになると思います。
対象
7イニング制の試合
女子野球・少年野球・中学野球・草野球など
こんな人におすすめ
・通常のスコアブックを書くこともできるけど、一球一球記録をとっている余裕はない
・選手として試合に出場しながら交代で簡単な記録を取っておきたい
・プレー写真も撮りながら、推しのチームの試合記録を残しておきたい
・投手の球数やボールカウントなどの細かい記録は必要ない
・スコアを練習するために最低限の部分から覚えていきたい
POINT
7イニングまでの記録
手間のかかるボールカウントは省略
1ページ内で両チーム分の記入が可能
実際に書いてみると選手交代の枠を少なくしていたことが仇となり、下の枠を無理矢理使いギリギリ残せる状況になってしまいました。ということで、各打順4選手までの交代を想定したバージョンの略式スコアブックを作成しました。選手交代が活発に行われる試合を想定している場合はこちらをお使いください。
スコアを書けない人でも気軽に記録を! テキスト式スコアブック
スコアブックの書き方が分からない人でも、チームや個人の打撃成績をノートなどに記録していることはあると思います。そのような方々に今回紹介するテキスト式のスコアブックはおすすめです。このスコアブックは記号などを覚える必要はなく、プレー内容をそのまま記録することができます。
また、打席結果内容を整理することができるため、試合中は通常のスコアを記入し、試合後にこのシートで整理するという使い方をすることもできます。これにより、スコアを読めないチームメンバーにも共有することができます。
対象
全ての試合
こんな人におすすめ
・スコアブックを全く書いたことがない
・スコアを読めない人にも伝わる記録を残したい
・プレー内容のみではなくコメント等も残しておきたい
POINT
それぞれ6打席目まで記録
試合の流れよりも個人の打撃結果が分かりやすい
通常のスコアと比べると得点や走者の動きは分かりませんが、各選手の活躍は誰でも一目でみてとることができます。今回は打席結果のみを記録しましたが、スペースの使い方を工夫すれば、最終的なボールカウントや投球数、打球の速さ、守備の動きなどのコメントを残すこともできます。またこの形式であれば、選手がそれぞれ自身の結果を後から記入するという方法も取れそうです。
「野球観戦の思い出を記録に」スコアを書いて更なる楽しみ方を!!
野球のスコアブックは初めてみると暗号のようで気軽に書いてみようと思えるものではありません。しかし、きちんと記録として残すことで新たな発見があったり、何年も後に見返して当時のプレーを鮮明に思い出せるということもあります。
公式な記録をとる場合は別ですが、個人や仲間内で楽しむ分には従来の書き方に囚われる必要はありません。今回紹介したスコアブックはあくまでも一例なので、自分たちが残したい記録に特化したものや、書きやすさを追求したものを自作してみてはいかがでしょうか?
ここで紹介したスコアブックを実際に使用してみた感想や、改善点、あるいは全く異なる形式の提案など、皆さんの意見をお待ちしております!!