スポーツの魅力:男女で違うルールとは?
今回は女子スポーツと男子スポーツの違いを『ルール・種目』から探っていきます!
各スポーツによって男子と女子でルールや種目の違いがあったりなかったりと、とても興味深い結果になりました。
男女でルールや種目が同じスポーツはどんなものがあるのか、どんなところが男女で違うのか、
早速みていきましょう!!
男女でルールや種目が同じスポーツ
男女でルールや種目が同じスポーツは以下のものが挙げられます!
- サッカー
- カーリング
- 水泳
- フェンシング
- バドミントン
- 卓球 など
これらのスポーツは基本的には男女別で行います。
この中でもサッカーは男子と同じく前半・後半それぞれ45分の合計90分でプレーしています。
では、男女でルールや種目が違うスポーツにはどんなものがあるのでしょうか。
男女でルールや種目が違うスポーツ
数多くありますが、その中で『体操競技』『バスケットボール』『陸上競技』について紹介していきます。
1. 体操競技
体操競技では男女で種目・ルールに大きく違いがあります。
男子の種目
ゆか・平行棒・跳馬・あん馬・つり輪・鉄棒の6種目
女子の種目
ゆか・”段違い”平行棒・跳馬・平均台の4種目
このように、体操競技では男女で種目の種類や数に違いがあります。
この中で、ルールに大きく違いがある種目が『ゆか』です。
『ゆか』の男女のルールに違いについてみていきましょう。
男子のゆかのルール
演技時間:70秒
ゆかの特徴:力強さや、技の難易度、ダイナミックさが求められる。
女子のゆかのルール
演技時間:90秒
ゆかの特徴:男子と違い音楽を使用する。バランス能力やリズム感などが求められる。技の難易度だけでなく表現力も求められる。
『ゆか』は同じ種目名ではありますが、男子は迫力のある演技を、女子は華やかで美しい演技を見ることができます。
2. バスケットボール
バスケットボールでは男女でコートや時間、リングに違いがありませんが、
唯一違いがあるのが『ボール』です!
中学生以上の場合、男子は7号、女子は6号のボールを使用しています。
6号のボールは直径約23.2cmと7号のボールに比べ小さいものとなっています。
(7号のボールは直径約24.5cm)
そのため、手の小さい女子選手でも扱いやすくなっています。
陸上競技
陸上競技では種目数や距離、使う道具が違う競技があります。
・種目数が違う競技
男子では『10種競技』女子では『7種競技』と種目数が減っています。
種目内容は以下のようになっています。
男子 | 女子 |
100m | 100m ハードル |
走り幅跳び | 走り高跳び |
砲丸投げ | 砲丸投げ |
走り高跳び | 200m |
400m | 走り幅跳び |
100m障害 | やり投げ |
円盤投 | 800m |
棒高跳び | |
やり投げ | |
1500m |
・距離が違う競技
距離が違う競技は『ハードル』『競歩』があります。
ハードルは男子110mに対して、女子が100mとなっています。
競歩は男女ともに20kmがあり、それに追加して男子には50kmがあります。
・使う道具が違う競技
使う道具が違う競技には投てきの4種目が挙げられます。
- 砲丸投げ
- 男子: 重さ7.26kg
- 女子: 重さ4kg
- 円盤投げ
- 男子: 重さ2kg
- 女子: 重さ1kg
- ハンマー投げ
- 男子: 重さ7.26kg
- 女子: 重さ4kg
- やり投げ
- 男子: 重さ800g、長さ2.6〜2.7m
- 女子: 重さ600g、長さ2.2〜2.3m
男子に比べ女子は軽くなっていることがわかります。
女子の運動能力に合わせたルールによって、女子選手が実力を発揮することができます。
最後に
いかがだったでしょうか?
男女でのルールや種目の違いは、単なる性別の違い以上の意味があります。
それぞれの競技が求める能力や特性に合わせて、ルールが設計されているのです。
こうした違いが、スポーツ全体の魅力を豊かにしています!
今回は7つの競技についてご紹介してきました!
他のスポーツにも興味を持っていただけたら嬉しいです!